風呂敷アレンジ講座@春仙美術館

みなさん、こんにちは。

昨日は、北風小僧の寒太郎(木枯らし1号)がやってきましたね。

澄みわたる青空に、暖かい日差しが気持ちよかったのですが、

寒太郎が連れてきた冷たい空気に、思わずヒートテックを1枚着ました。

私が、どこで何をしていても、季節はちゃ~んと巡ってきます。

四季のある日本に生まれたこと、本当に幸せですね。

さて、先週の土曜日(24日)は、春仙美術館にて開催されている

「大正ロマン昭和モダン展ー竹久夢二 高畠華宵とその時代ー」で

風呂敷アレンジ講座を開催いたしました。

いつものように、風呂敷についてお話ししたのち、

たくさんのアレンジのしかたをお伝えして参りました。

やはり人気なのが、バラ包み。

基本となる包み方をひとつご紹介するのですが、

風呂敷の大きさや包むものの大きさによって他にもこんな素敵なアレンジができますよ、と

あれこれお伝えしますと、なるほど!と、いろんな発想を楽しんでくださいました。

バラはちょっと難しいので、簡単にできるお花の作り方もご紹介しましたよ。

また、可愛らしいインテリアにもなるクッションカバーの作り方や、

ブックカバーの作り方もみなさん興味を持ってくださいました。

ワイン包みやいちごバックは、いつも人気ですね。

あっという間の90分。

とても楽しい時間を過ごすことができました。

ご参加くださったみなさんは、

「家に帰って復習します♫」

「なかなか使い道がないと思っていたけれど、自宅にある風呂敷を探して早速使います♫」

「楽しかったです♫」と、とてもうれしい感想を残してくださいました。

講座終了後、数名の参加者の方が、丸い瓶をお持ちになって

「丸いものはどうやって包めばいいですか?」と質問にきてくださいました。

興味を持ってくださたのがとっても嬉しい!!

そこで、丸いものや円柱の形をしたものの包み方をレクチャー。

花びら包み、花包み、ウサギ包みなどをご紹介しました。

「可愛い~♡やってみます」と喜んでくださった姿を見て、私もとっても嬉しかったです。

風呂敷は、1200年ほど前から、ほとんど形を変えずに今に伝わります。

たった1枚の布。

でも、包むものや用途に合わせて変幻自在に形を変えて、

使い終わったら小さく畳んで仕舞っておける優れもの。

ゴミにならずに何度も使えるため、とってもエコです。

風呂敷には日本人の知恵と美意識と相手に対する思いやりがたっぷり込められています。

風呂敷にご興味を持たれた方は

ぜひ、雅の風呂敷アレンジ講座をご利用くださいませ。

みなさまにお目にかかれる日を楽しみにしております。