山梨学院大学国際交流センター(日本食)

みなさま、こんにちは☆彡

今日は節分ですね。

「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて「豆まき」しましたか?

今年は西南西にいらっしゃる歳徳神様の方を向き、恵方巻きに願いを込めましたか?

季節を分ける節分は年に4回ありますが(立春、立夏、立秋、立冬の前日)、

2月3日だけがメジャーになっていますね。

「春夏秋冬」というように、1年の始まりである「春」を一番重んじてきたのでしょう。

(旧暦では「立春」が1年の始まりですからね)

日本の年中行事や風習に目を向けると、本当に興味深いです。

さて、節分の今日、

山梨学院大学の留学生20名を対象に、日本の文化を体験する講座を実施いたしました。

ユネスコ無形文化遺産となった「和食」に留学生は興味津々☆

「寿司・天ぷら・そば」は日本を代表するお料理ですね。

今回は海苔巻きと天ぷらについてのお話をした後に、実際に作ってみました。

巻き簾の上のご飯を巻くという慣れない作業に手間取っている学生もいましたが、

思いのほか、みんな上手に仕上げていましたよ。

最近流行っている「飾り巻き」にもチャレンジしていただきました。

天ぷらは、油で揚げるという作業にみんなドキドキ。

「天ぷらを揚げる音が「ジュワジュワジュワ」から「パチパチパチ」に変わるから聞いててね」と伝えると

耳をすませて音も楽しんでくれていました。

出来上がった海苔巻きと天ぷらを盛り付けて、「いただきます」と大きな声でご挨拶。

恵方巻きをまねて、海苔巻きは切らずに1本のまま願いを込めて齧り付きます。

本当にアッという間にお皿が空っぽになるほど、

自分たちで作った海苔巻きと天ぷらは一際美味しかったようです。

最後に「節分」についてのお話もしましたよ。

私ども雅Miyabiでは、様々な体験をするだけでなく、

そこにある日本の文化や年中行事に纏わるお話をすることで、

「楽しい」だけでなく「学び」も得ることが出来たらと常に考えております。

私たち日本人が「日常」としてなかなか意識して注目することのない素晴らしき日本の文化。

「内」にいると当たり前になって見えないことも一歩「外」から見てみるとはっきりと見えるようになる。

日本の文化を知る講座を通して、他国の方たちと交流が生まれ、私どもにとってもまた新たな発見がありました。

雅Miyabiの活動目的でもある「異文化交流」。

今後も異文化交流の機会をたくさん設け、素敵なご縁を繋いでいきたいと思います。