山梨学院大学国際交流センター(茶道)

みなさんこんにちは☆彡

昨日に続き、今日も山梨学院大学の留学生20名と一緒に、

日本の文化を体験する講座を実施いたしました。

今日の体験は「茶道」です。

お茶席にはお着物で・・・という憧れがある留学生たち。

「なんとか留学生の皆さんにお着物の体験もしていただきたい」と考え、

急遽、20名分の浴衣をご用意させていただきました。

ただいま2月ですので、さすがに浴衣は季節外れなのですが、

それでも留学生のみなさんは浴衣を着られることに大喜び☆

ちょうど今日は小春日和の良い天気に恵まれて、陽気はポカポカ。

お部屋の中は窓を開けてちょうど良いくらいでした。

さて、体験は「和室のマナー」のお勉強から始まりました。

敷居や畳の縁を踏んではいけませんよ、とその理由をお話しすると、

「そうなんだ」という感じでうんうんと頷いて聞いてくれました。

座布団の使い方もみんなで勉強しましたね。

その間、「正座をしてください」とお願いしていないのに、

きちんと正座をして聞いてくれた留学生のみなさんには本当に感心しました。

着なれない浴衣での正座はちょっぴり辛かったようですが。。。

お辞儀の仕方、お茶席での所作などを練習し、いざ本番!

初めてのお茶席なので、やはりスムーズには進みません。

それでも一生懸命に所作を確認し、チャレンジしていましたよ。

その後は、全員でお茶を点てる体験をしました。

お抹茶を茶碗に入れて、茶筅を使って点てるのですが、

力加減や手の使い方が分からずになかなか上手に点てられません。

そこでこちらで見本を示し、手首の使い方を伝えると、

あっという間に美味しそうなお茶を点てられるようになりました。

「お茶を点てる音が変わるのよ」と教えると、音の違いも楽しんでくれました。

「お腹加減はいかがでしょうか」と声をかけると

「美味し~♫」「結構なお点前でございます」と満面の笑み♫

初めてのお抹茶は苦いかな?と思ったのですが、

みんな「美味しかった」ようで、2杯3杯と自分で点てて飲んでいる学生もたくさんいらっしゃいました。

水鳥を模った練りきりの主菓子もとっても美味しかったそうです。

約2時間半という時間を浴衣で過ごした学生たち。

1日中着物を着ていた「昔の日本の人たちはスゴイ!」と言っていました。

もうすぐ留学を終えて帰国するみなさんに、

素敵な思い出を作っていただけたのならこの上なく幸せに思います。

2日間の体験を通して

雅Miyabiの活動目的でもあります「衣食住を含む日本の伝統文化」を伝えることができました。

このような機会をいただきました山梨学院大学国際交流センター様には

感謝の気持ちでいっぱいです。

私ども雅Miyabiでは、今後も、日本の文化を楽しく学べる機会をたくさん作り、

日本のみなさまには日本の文化を再認識していただくきっかけとして、

海外のみなさまには日本の文化を知っていただくきっかけとして、

広くご縁を繋いでいけるよう努めて参りたいと存じます。

団体のお客様のみでなく、個人のお客様からのご依頼も承っておりますので、

どうぞ、お気軽にお問い合わせくださいませ。

みなさまと素敵なご縁で繋がっていけることを楽しみにしております。