みなさん、こんにちは。
先週土曜日は、山梨学院大学の留学生たちとともに
和食調理体験を実施いたしました。
今回は、「端午の節句」に因んで、ちまきや柏餅を作りましたよ。
ちまきと聞くと特に関東の方は中華風ちまきを思い浮かべる方が多いようですが、(どうかな?)
ちまきとは笹の葉に包まれた甘いお餅ですね。
上新粉(もしくは餅粉)とお砂糖を混ぜたものを蒸して、捏ねて、捏ねて、捏ねて、作ります。
みなさん、笹の葉でお餅を包むのがなかなか難しかったようです。
そのちまきの生地で餡を包んで、柏の葉で包むと柏餅の出来上がりです。
(柏餅にする場合は、お砂糖の量を少し減らしますよ)
ちまきは笹の葉の香り、柏餅は柏の葉の香りがしっかり付いて、美味しかったですね。
他にも和食の代表のひとつである天ぷらや中華風ちまきも作りました。
(ちまきの代わりに中華風ちまきを食べるご家庭もたくさんあるようです)
笹の葉(竹の皮)で包むのがまた難しかったですね。
天ぷらは、油の扱いに注意するだけで簡単に出来ますので、
留学生のみなさんも自宅でやってみようと話していましたよ。
また、本場中国の粽と日本の家庭で作られている中華風ちまきとの
味の違いや材料の違い、作り方の違いを留学生のみなさんからも教えてもらいました。
本場の粽も美味しいけれど、簡単につくる中華風ちまきも美味しい♫と喜んでくれました。
もちろん、鯉のぼり、兜の飾り、菖蒲の花など、端午の節句についてのお話しもしましたよ。
端午の節句は中国から伝わったものが日本の風習とひとつになったものですから、
中国出身の留学生のみなさんも、節句の由来などは耳にしたことがあったのではないでしょうか。
また、「おりがみ」で兜を作りましたが、みなさん、夢中で作っていました。
今回も、互いの文化を学ぶことができ、
お料理の時間もお勉強の時間もとっても楽しい美味しい時間になりました。
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雅Miyabiでは、日本の文化を体験する講座を実施いたしております。
日本の文化と海外の文化を同時に学べる機会でもありますので、
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