ユニタス日本語学校

今年1月より、ユニタス日本語学校 様 にて

留学生を対象とした日本文化を学ぶ総合学習の1コマ(風呂敷)を担当しております。

わ た し「今日はこの風呂敷を使って遊びましょうね」

学生たち「きれ-(綺麗)☆」   ・・・誰かが必ず言いますよ。

わ た し「みなさんは風呂敷を見たことがありますか?」

学生たち「ありません」

わ た し「風呂敷はどのようにして使うのでしょうか?」

学   生「つつむ」「はこぶ」   ・・・なぁ~んだ、みんな知ってるじゃない♫

わ た し「どうして風呂敷って呼ばれていると思う?」

学 生「・・・ふろ!?」    ・・・そう!そうなのよ!

こんな具合で授業が進んでいきます。

この風呂敷。

たった1枚の布だけれども

包むものに合わせて変幻自在に形を変えて

使い終わったら小さくたたんでしまえる優れもの!

何度も繰り返し使えるのでゴミにならずにとってもEcoですよね??

とお話しすると、学生たちは「うんうん」と大きく頷いていましたよ。(嬉しい♡)

学生たちがびっくりするのは、一番大きな風呂敷を広げた時。

わ た し「さて、何を包むのでしょうか。」

学生たち「ひと~!!」「大笑」  ・・・確かに人も包めるサイズですね(笑)

それから

学生たちが興味津々に一番楽しんでくれるのはやはり真結びの解き方!

簡単な解き方を学生の前で披露すると

「マジック!!」と言いながら早速挑戦していました。

「結ぶ」という作業に手間取る方もいらっしゃいますが、

1枚のふろしきが形を変え、アイデア次第で色々な包み方が出来ることに

とても興味を持って積極的に授業に参加してくれます。

特に嬉しいことは、

自分たちのアイデアで風呂敷をアレンジし、

とっても素敵でお洒落な包み方を生み出してくれること!

その感性に私もびっくり!勉強になります☆彡

風呂敷は日本人の心と知恵と美意識が詰まったとっても便利な布。

今日のこの授業を通して

留学生のみなさんが日本文化のひとつである風呂敷の使い方を学び

帰国後も

風呂敷の魅力(日本文化の魅力)を伝えてくれる一人となってくれたら

嬉しいなと密かに願っています☆彡

次の授業も楽しみです♫※掲載許可をいただいております。